派遣社員が出社拒否。派遣会社から損害賠償を請求される理由とは。

派遣社員をやっていると、自分に合わない現場って出てきますよね。

社内の雰囲気が悪かったり、派遣先の社員が気難しくて話したくもなかったり。。。

「この雰囲気に耐えられない。辞めたい。。。」

そして次の日ドタキャン。。。

逃げ出したい、その気持ちは良く分かります。

ただいきなり辞めると後で後悔することになりますよ。

出社拒否を強行すると損害賠償を請求される可能性は否定できない

大体の派遣会社って3か月契約で雇用契約を結んでくることが多いでしょう。

例えば1か月目が終わって次の日出社拒否をした場合、2か月契約を残している状態となります。

例えば2か月契約を放棄した場合、あなたの債務不履行（民法第415条）となり派遣元（派遣会社）から損害賠償請求を受ける可能性が出てきます。

出社拒否というのはあなたを相当不利な状況に追い込みます。

これは辞めたほうが良い。

1日～2日体調不良で休んだとしても、出社拒否はまずい。

派遣会社の営業に一度状況を説明し、まずは対処方法を考えてもらうというステップは踏むべきです。

出社拒否ではなく、派遣先企業や派遣元（派遣会社）から、

明日から来なくて良い

そういわれたなら出勤する必要はありません。

むしろ残りの派遣期間もらう予定だった給料を請求することまで可能です（労働基準法第20条）

30日前の解雇予告というのが労働基準法で定められているので、辞めたい会社から辞めろと言われたらラッキー！

派遣の契約期間を始めは1か月契約にするのがおススメです。

「契約期間が短いと不安」と思われる方もいるでしょうが、むしろ派遣先とあなたの相性が悪いかもしれないので、そのほうがリスクです。

派遣会社に最初の契約期間を短くしてもらえるよう交渉してみましょう。

理由を話せば営業も当然協力してくれるはずです。