いやいやドラマのようなブラック企業が本当に存在したのを間近で確認できました。
あろうことか「お前を訴えて損害賠償を請求する!」だそうです。
とはいえ実際に言われると怖いですよね。
ってことで神奈川労働局(労働基準監督署で検索したら出てきました)の横浜駅西口の相談員に伺ってみました。
同じ境遇で悩んでいる人も多いと思うので、細かく状況を書いていきます。
相談したところ:神奈川労働局 総合労働相談センター 横浜駅西口
電話番号:045-317-7830
相談時間:平日 午前11時~午後6時半
相談員:Kさん
相談した労働局の詳細を念のため書いておきます。
労働相談センターとの会話内容詳細はこれ
そして今回の状況です。
某千葉の人材派遣会社であった実話です。
相談者Aさんは下記のような状況です。
Aさんの状況
・1月入社(まだ入社から1か月程度)
・5月に結婚する為、早い段階で上司にはその旨を伝えていた。
・ただ5月に何日休むか細かい詳細は伝えれていない
・2月に客先へ常駐する予定
そしてAさんは客先常駐する際に上司に下記の内容を伝えました。
「お客さんにも5月休むことを伝えておきたい。恐らく土日含めて7日間(稼働日でいうと5日)休むことになる」
すると上司の対応は以下になります。
某派遣会社「B氏」からの返答
・5月休むという話は聞いていたが、1週間も休むなんてありえない。
・そんな話を客にすると契約破棄になる。
・事前に分かっていればお前を採用しなかった。
・もし休んだり、辞めたりするなら損害賠償請求する。顧問弁護士を通して訴える
やばいぐらいブラックですね。
こんな会社を存在させて良いのか??と思います。
そもそもパワハラでカウンター食らわせれる事案ですが、あせらず専門家にきっちり確認しましょう。
ちなみAさんはBからの返答を受け、「少し時間をください」とその場をダッシュで逃げ労働局への相談時間を稼いでいます。
焦って答えを出さず、まずは専門家に確認する時間稼ぎをしましょう。
お待たせの労働基準監督署(神奈川労働局)の返答!
そして相談した内容です。
・会社に5月に結婚の為1週間休みが欲しいと伝えた。
・休む場合、クソ派遣会社とクライアントの契約が破棄になる
・休む場合、訴えて損害賠償を請求すると言われている。
→ 損害賠償を請求された場合、支払う義務はあるのか?
神奈川労働局Kさんの答えはこれ!
・会社と会社で結んでいる契約に労働者は関係ない。
・契約が破棄になるのは労働者の責任ではなく経営者の責任
・休む理由が結婚という正当な理由である。
→よって支払う義務はない。
※補足:これが原因で無茶な減給も法律で許されていない。
はっきり言いきってくれました。
そりゃそうですよね。
労働力を提供するのが労働者なわけで、会社の契約云々に責任は全くありません。
それは経営者の役割です。
ただKさんが付け加えていたのが、
あくまで今の話の場合はそういう判断になるが、本当に訴えられた場合内容を見てみないと判断できない部分もある。もしそういった文書が来たら改めて相談してほしい。
確かに仰る通りです。
今回は「突然休んだわけではない、予め相談している。そして正当な理由である」これがキモですね。
是非訴えていただいて世間にバカ会社の名前を公表してやりたいところですw
「辞めると言ったら会社に”訴えてやる”と言われた」
「冠婚葬祭で休むといったらパワハラにあった」
なんて悩みを持っている皆さん!
是非労働基準監督署に相談することをお勧めします。
クソ会社はこちらが何も分かっていないから、「訴える」とか非人道的なことを言ってくるんですよ。
カウンターを食らわせて、この世を平和な世の中にして行きましょうw
コメント