インフラエンジニアの一番辛いこと。障害は解決するまで終わりなし!

30代後半の転職
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未経験でインフラエンジニアになって10数年。

営業をやっていたあの頃より年収は上がりました(正確に言うと上がったり下がったり。。。)

ただストレスは営業をやっていたころより増えました。

なぜかって??

それはシステム障害は解決するまで終われないから。

夜中だろうが休みだろうが電話の雨あられ。。。

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システムはリリースしても安定するまで気が気じゃない

インフラエンジニアとはその名の通り、ITインフラを設計・構築します。

要件定義

基本設計

詳細設計

構築

単体テスト、連結テスト

運用設計

受け入れテストが完了してリリース

インフラを構築後はミドルウェアを乗せて、アプリ乗せて問題なく動くかテストする。

※サーバーサイドとネットワークはまた別。ネットワーク専門部隊がいます。ミドルやアプリも基本的に別チームがやることになります。

サーバー周りが上手く設計構築出来ていないと、当然ミドルもアプリも正しく動作しません(というか動きません)

余談ですがインフラエンジニアってアメリカではかなり評価されるポジションですが、日本ではどちらかというとアプリ側のほうが重宝されます。

以前記事で「インフラやるならプログラム覚えると単価上がる」的な話をしたのですが、日本ではプログラマーのほうが評価が高いため。

話を戻しますが、

インフラに障害が起きると最近のシステムは複雑になっているので、復旧に時間が掛かります。

復旧に時間が掛からないように冗長化構成を取っていますが、それでも障害は起こりシステムがストップするなんて日常。

そうなると、

鬼電。

夜中だろうが休みだろうが運転中だろうが電話が鳴り続けます。

これが多発すると病む。

精神的に落ち着かないわけです。

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障害は解決するまで対応し続ける。これがインフラエンジニア。

鬼電という巨大な敵に立ち向かうと、

今すぐ来い、とにかく来い。

ひたすらに電話の向こうで叫び続ける客が言う。

行ったはいいが、なぜ障害が起こってるのか分からない。

強烈な怒号とプレッシャーが背後に詰め寄る。

はい、病んだ。

でも病みながらも障害は解決しないと寝れない、帰れない。

言っときますが、冗談でもなんでもなくあなたが使っているレンタルサーバーやインターネット回線もそんな人たちの努力で安定運用していることは心の片隅にでも置いといてください。

インフラエンジニアをやってみると、

当たり前のように使っていたネットワーク環境や多少の遅延も寛大に受け止めることができます。

どこかの曲でありましたが、

何でもないようなことが幸せだったとおもーう。。。。

障害はほんとにインフラエンジニア泣かせです。

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じゃあインフラエンジニアは辞めたほうが良いの?

結局、

やりたければやれば良い。

元も子もないです。

でもほんとそう思うんです。

やる前から自分に合ってるかなんてわかります??

プログラマーのほうが評価が高い、というかニーズはあります。

ただ一つ言わせてくれ。

AWSがあるからインフラエンジニアなんてオワコン!

クラウドが一番!インフラなんて誰でも出来る!

AWS、Azureサイコー。オンプレミスでシステム構築なんてダセー!

ヘルプデスクとか運用のエンジニアなんて役立たずのごみ!

こんなこと言ってるやつ、大体大規模のシステム構築なんてやったことないやつらばっかりですからw

まともにインフラ語れるやつなんて少数ですし、上流やっている人間ほど「誰一人かけてもシステムは安定運用しない」って知ってます。

インフラもプログラミングもバランスよく分かっている人間が最高。

「得意はインフラ、でもプログラミングも分かる」

これが良い。

そのほうが別のチームの気持ちも分かる。

IT未経験な人は興味があることをまずやったほうが良い。

インフラも辛いこと多いけど、乗り越えると自分の市場価値は上がるよ。

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