今年の中央競馬締めくくりのレース有馬記念。
2016年も見ごたえのあるレースでしたね。
では結果を振り返ってみましょう。
1着 サトノダイヤモンド
2着 キタサンブラック
3着 ゴールドアクター
なんとも順当な結果でしたね。
勝因はルメール。3コーナーでいつの間にか3番手
やはり凄い男です、クリストフ・ルメール。
サトノダイヤモンドの脚質だったら3コーナーでもう少し後ろに位置しているはずが、いつの間にかキタサンブラックをぴったりとマークする3番手。
ここで勝負ありと思いました。
それでも直線は一旦は伸びを欠きそうな雰囲気でしたが、根性でもうひと伸びして「勝ったか?」というところまで持ち込んだキタサンブラックも強い内容の競馬でした。
サトノダイヤモンド&ルメールには恐れ入りました。
素晴らしく強い競馬、恐ろしい三歳馬です。
現状マカヒキ、ディーマジェスティを1枚上回っているのは間違いないでしょう。
キタサン&サトノは来年凱旋門賞を予定
サトノダイヤモンドは池江調教師が凱旋門賞から逆算してローテーションを組むと話していました。
そしてキタサンブラックのオーナー北島三郎さんも凱旋門賞を意識している模様です。
間違いなくサトノダイヤモンドは2017年が競走馬としてのピークを迎えるはず。
好勝負必至でしょう。
それに対してキタサンブラックは今年が成績的にも馬齢的にも2016年がピーク。
馬は当然衰えます。
テイエムオペラオーも年間全勝した次の年には衰えが出始め負けていきました。
必ずキタサンブラックも同じ運命を辿ります。
中長距離の古馬戦線で2年間勝ち続けるのは相当難しいのでしょう。
2017年中央競馬の主役はこの馬!
間違いなくサトノダイヤモンドです。
4歳の現役最強馬を3歳からねじ伏せることは並大抵の馬では不可能です。
2017年はサトノダイヤモンドの年になるでしょう。
キタサンブラックは天皇賞春までは買いかなと。
脚質が前目の馬なので安定した成績はしばらく続くと思いますが、秋競馬では苦しくなっていると予想します。
果たしてマカヒキ、ディーマジェスティの逆襲があるのか注目です。
モーリスや有力馬が不在のマイル路線や、日替わりで勝ち馬が変わりそうな牝馬路線も高配当が狙えそうで面白くなりそうです。
しばらくG1はお休みなので、遊びレースで楽しみながら有力馬を分析していきたいですね。
いよいよ有馬記念2016!キタサンブラック VS サトノダイアモンドの一騎打ちか、それとも穴か!?
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