本日は香港G1ウィーク。
日本からも多数出走していますが、一番期待されている馬と言えばモーリスでしょう。
ですが、モーリス出走前に伏兵がやってくれました。
まさに10年以上前の奇跡の差し切りを思い出す、素晴らしい末脚でした。
モレイラの鞭に応える極限の脚!
1番人気はBCターフ、キングジョージ、そして去年の覇者でもあるハイアンドリール。
凱旋門賞も2着していますし、ほぼこの馬が勝つという戦前の話でした。
日本勢はサトノクラウン、スマートレイアー、ヌーヴォレコルト。
勝ち馬サトノクラウンは道中上がったり、下がったりギクシャクしているように見えました。
そして案の定、直線でハイアンドリールは他馬を突き放す構えを見せます。
「無難に終わりそうだな」
と思いきやサトノクラウンが猛然と追い上げを見せる。
2馬身、1馬身。。。
グングン伸びて最後はハイアンドリールをきっちりとらえる快勝!
いや、凄いもん見たわ。。。
あのステイゴールドを彷彿とさせる脚
この時のステイゴールド以来の香港ヴァーズ日本馬勝利でしたが、勝ち方もそっくり。
デットーリ鞍上ゴドルフィンのエクラールを天才・武豊とステイゴールドが鬼脚を繰り出して差し切ります。
サトノクラウンもこれに近い脚でした。
ステイゴールドは引退レースで初G1制覇というところにドラマがありましたが、サトノクラウンは恐らく来年も走るでしょう。
「サトノ勢はG1勝てない」というジンクスも今やどこ吹く風ですし、2017年も期待できそうですね!
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