ブラック企業っていつから出来た言葉なんでしょうね。
私的には「ITバブル」の1999年~2000年ごろと思ってます。
今やはっきり意味も分からずブラック企業って頻繁に使う学生も増えてますね。
ブラック企業の定義とは?
特に定義はされていませんが、一般的なイメージだと以下のような企業でしょうか。
- 長時間労働が頻繁にある。
- 休日出勤当たり前。
- 毎日のように採用活動を繰り返し、毎日辞める人がいる。
- 社員は使い捨てのモノ扱い。
- 休みがあって無いようなもの(有給なんて使えない)
- 残業代なんてものは付与されない。
- 昇給は意味の分からない理由で無くなる
- パワハラ・セクハラが頻繁にある劣悪な職場環境
こういった内容に当てはまるのであれば、人々はその企業を「ブラック企業」と呼んでいます。
まあ確かにブラックですねw
あまり関わりたくはないです。
ブラック企業と呼ばれる業種
IT関係や飲食が多いでしょうか。
でもその業種の中でも特に要注意するべき業種があります。
「ITゼネコン」
よく知らない方は覚えておいた方が良いです。
ITゼネコン(あいてぃーぜねこん)とは、建設業界のゼネコンと同じように、情報処理産業において官公需を寡占する大手のシステムインテグレーター(SIer)の事。またはそれらが形成する多重の下請け構造の事である。
wikipediaより(https://ja.wikipedia.org/wiki/IT%E3%82%BC%E3%83%8D%E3%82%B3%E3%83%B3)
残業時間や休日出勤は仕事をする上で発生してくることはあるでしょう。
そのぐらいは許容しないと働けないので(あまりにも多いのは別ですよ)、まずは業種に注意を払うべきです。
このITゼネコン、要は大手のベンダーが元請けとなり、下請け、孫受け、さらに4次請け、5次請け、果てしなく広がる多重請負構造の事です。
特に下請けの担当者は、上から来た仕事を下にまわすだけの中途半端なクソ野郎がメチャクチャ多いです。
これは経験上間違いないですねw
下位の業者をいじめて無意味に怒鳴りつけるのが趣味と言うというのがほとんどです。
ITゼネコン系企業の会社案内をよく見ておけ
会社案内に主要取引先として以下の会社がズラリと並んでいる中小企業は要注意です。
- NEC
- 富士通
- 日立
- NTT関係
- オラクル
- IBM
等々があればITゼネコンの構造に組み込まれていることが多いです。
こういった状況が起こっている理由としては「業界がまだまだ新しい」からだと思っています。
実力もない若手が大金を手にしてしまって、そこらで大口叩いてしまったのでしょう。
なので「出来もしないのに出来る」と回答する風潮が強くなり「納期の圧迫」「寝ないで作業」というような無理な業務が増えていると理解しています。
最近募集が多いIT系企業は「ITゼネコン」が多い?
自らの会社を「ITゼネコン系です」なんて言う企業は当然ながらありません。
ですが、最近の求人を見ていると本当にこれ系の会社多いですよ。
「あれ似たような仕事内容のところ最近募集多いな?」って思いません?
客先常駐系は結構ITゼネコン系多いですね。
面接の際にはよく業務内容を伺って、可能であれば現場で働く人達から話を伺うようにしましょう。
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