志望する業務が未経験の場合って、何を書けばいいのか困りますよね。
「よく分からないのでテンプレを探そう」とネットで探す方がほとんどでしょう。
でもネットを見てテンプレを探せども
「内容が薄くて伝わりにくそう」
「自分には当てはまらないので使いづらい」
ということはありませんか?
この記事では、
経験者のみ対象としている求人でも、今からご紹介する方法を心掛ければ、未経験者が書類選考を突破できるかも知れないですよ。
一般的な志望動機のご紹介
まずは一般的な志望動機からいってみましょう。
「まさに自分の志望動機はこんな感じ!」という方であればこれを自分の言葉に置き換えて利用してもらえれば問題ないです。
ただ、自分の考えとあまり一致していない方がこのテンプレを使うと、面接で言葉に詰まってしまいスムーズな返答が出来なくなる可能性が高いでしょう。
このあたりは経験豊富な皆さんですから、丸パクリのリスクは非常に高いということは理解されているはずです。
面接で一番NGなことは、慌てて支離滅裂な返答をしてしまうことですからね。
【テンプレ1】
私はITを通じ、社会の基盤づくりに貢献したいと考えています。
現在のIT技術はもはや無くてはならない生活インフラと同等の価値を持っています。そのため、この社会をより便利で豊かな生活を提供し、価値のある仕事をしたいと思いエンジニアを志望しております。
その中で、御社を志望した理由は、◯◯という社会貢献度の高い事業を推進している企業であることと、新しい技術を市場に向け発信されており、現状に満足しない更なる成長を目指すベンチャーマインドに魅力を感じたことです。
ご自身で志望する会社に置き換え編集してお使い下さい。
これはこれで良いとは思いますが、少し気持ちの面ばかり書いているような印象ですね。
業界未経験者と言えども今の状態で何が出来るのか、ITの知識はどのくらいなのか把握できる内容があれば書類選考の突破率はアップします。
自分の武器とITの内容を盛り込んだテンプレ
ではテンプレ2つ目です。
今度は自分のスキルを積極的に盛り込んでみました。
【テンプレ2】
独学で学んでいるIT知識を生かした仕事がしたいという思いが強く、またチームでひとつのプロジェクトを行うことに魅力を感じ、エンジニア職を志望致しました。これまでの経験で培ったコミュニケーション能力と色々な方面との調整力はエンジニアとしてプロジェクトを進める上でも必ず役立つと思います。
御社では、顧客との打ち合わせに早い段階で参加できるとのことですので、一日でも早くプロジェクトマネージメントが出来るレベルになれるよう積極的に業務に取り組んでいきたいと思います。
また、仮想化技術については独学で自宅PCに構築し学習中でございます。
この志望動機ですと現在のスキルと、ITの知識は仮想化について少し持っているということが分かります。
やはり中途採用ですと、「業務は未経験だけど知識は多少持っている」ということだけで採用率が変わってきます。
ここでポイントですが「仮想化技術について独学で学習中」という点です。
実際にやってみれば面接で話す内容の幅も広がりますし、一度行ってみるとその後転職活動を行う際に志望動機や自己アピールも書きやすくなるのでトライしてみましょう。
※自分のパソコンに仮想基盤(VMware等)を導入してみましょう。
VMware
Virlural Box
virtual machine
ローカルPC 仮想化
このあたりのキーワードを調べていただければ、導入方法はいくらでもヒットします。
仮想化の導入はインフラエンジニアだけでなく、WEB系を目指すにしても開発環境・検証環境で使うことは多々あるので構築経験は必ず役に立つはずです。
面接でも自己アピールにつながるので是非チャレンジしてください。
志望動機で伝えるべきことのまとめ
- 自分の「やりたいです!頑張ります!」という気持ちだけの志望動機は書類選考を通過しにくい。
- 業界未経験だが、今自分に出来ることで応募する企業にどんなメリットがあるのか書く。
- 実際に簡単な構築作業をやってみる。面接時の自己アピールにもつながる。
実は「未経験歓迎」と書いている求人でも、ある程度の知識は求められます。
やる気だけでいける、何だかわからないけど今の仕事が嫌だから応募してみる、というような気持ちで受かるほど転職活動は甘くないですよ。
※ちなみにエージェントに相談すれば、かなり良いテンプレートが貰える可能性が高いので一度相談してみて下さい!
当然応募者は自分一人ではないので、他の応募者に少しでも差をつけるよう頑張ってみて下さい。
「とにかくやってみる」という姿勢は必ず高評価され、きっと内定に繋がりますよ!
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