“FIDO”とは新しい生体認証のカタチ!
みなさん生体認証ってご存知ですか??
一番有名なのは「指紋」ですよね。
iphoneとかandroidのスマホとかに付いてるアレです。
最近はもう当たり前になってますよね。
生体認証も虹彩認証(目の認証)とか静脈認証とか色々出てきました。
でもあれって結局は、自分が所持している端末(スマホ等)に生体認証を使って本人認識するってシステムですよね。
今回はそれとは違ったところに利用する「FIDO」という新しい仕組みについて記事を書いてみます。
恐らく来年には一気に流行る「生体認証の新しいカタチ」だと思うので是非覚えておいてください!
“FIDO”とは新しい生体認証のカタチ!
さてFIDOについて説明していきます。
ちなみにFIDOとは“Fast IDentity Online”の略です。早いオンライン認証って意味ですね。
そうオンライン認証なんです。
先に説明しましたがよく知られている生体認証は「所持している端末にログイン」という形です。
FIDOはオンライン認証なので「主にWEBサービスに生体認証を使ってログイン(本人確認)」する仕組みです。
例えばフェイスブック。
スマホには指紋を使ってホーム画面を出しますが、フェイスブックのログインはパスワードで認証してますよね?
仮にFIDOをフェイスブックが導入すると、パスワードではなく「指紋でログイン」することが可能になります。
イメージ的には↓こんな感じですかねw
WEBのあらゆるサービスも生体認証になれば、「セキュリティレベルの向上+ユーザーの負担を軽減」させることが可能となります。
海外だとGoogleやDropboxがすでに導入済みです。
日本だと天下のNTTドコモが「ドコモオンライン手続き」にFIDOを使ってサービスを展開しています。
私の知る限り、FIDOを使って安定的にサービスを提供している日本の企業はドコモぐらいだと思います。
ドコモが導入しているということは、間違いなくau、ソフトバンクも追随してくるでしょう!
盛り上がりますよ、FIDO。
海外はすでに”FIDO”が標準になりつつある!
ヨーロッパやアメリカでもFIDOを使っている企業が続々と出てきました。
金融関係が積極的に導入しているみたいですね。
私も三菱東京UFJのネットバンクよく使うのですが、ログインはパスワード。。。
結構抵抗あるんです。だってパスワード抜かれたら、お金も抜かれ放題ですからね。その点生体認証ならその心配もないし、日本の銀行も導入検討して欲しい!
Microsoftもオンライン認証技術の標準化団体「FIDO Alliance(ファイドアライアンス)」に加盟済みです。
日本が少し遅れを取っている状況ですが、大日本印刷も興味を示しているという記事も出ていたので、普及は時間の問題でしょう。
「オンライン認証か、、、インターネット上に指紋情報が出ていくのは嫌」という人もいるかもしれませんが、FIDOはそのあたりしっかりカバーしています。
インターネット上には生体情報が出回らないのでご安心を!
細かい話をするとややこしくなっちゃうので、今日のところはこのぐらいで。。。
オンライン認証「FIDO」来年には日本でも当たり前になってるかもしれませんね。
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