
そのファイル重いので圧縮しておいて!
なんだか良く聞く言葉です。
よっしゃ、右クリックでzipファイルにして圧縮したろ!
ん、「圧縮(zip形式)フォルダー」ってやつ選択してzipにしたのに容量全然減ってない。。。
こんなことありませんか?
そもそもzipファイルってデータ容量減らないケースほとんどじゃないですか?
zipっていったい。。。
※動画で解説を聞きたい方は以下を是非ご覧ください!
テキストファイルは圧縮できる。エクセルは圧縮できない
zip化してファイル容量が減るものも当然あります。
テキストファイル(txt)です。
windowsのメモ帳が代表的ですが、メモ帳に文字列が大量に書かれているようなファイルをzip化すると劇的に容量は減るでしょう。
後はBMP画像(bmp)。
これもzip化で容量が減ります。
この2つ以外はほとんどzip化しても容量は減りません。減ったとしても数キロバイトレベルかなと。
試しにエクセルファイルをzip圧縮してみてください。
「これで圧縮してるの?」ってレベルの減り具合だと思います。
pdfやjpegでも同じです。
試しにやってみてください。
ではzipってなんの役に立つのでしょうか?
複数ファイルをまとめる用途で使うのがzip
zipのメイン用途は複数ファイルをまとめること。
例えばメール添付。
エクセルファイルやpdfが複数あると添付も面倒ですし、相手も色んなファイルをダウンロードするのは怠い。
そんな時にzip圧縮です。
pdfやエクセルをzipにして1つにまとめることで、ファイル添付が1つになります。
このファイルをまとめる行為をアーカイブと言います。
今zipはファイル容量の減少を目的としているのではなく、アーカイブを目的として使います。
有名なフリーソフト「laplus」を使えばアーカイブに加え解凍パスワードを付けることも可能です。
圧縮という言葉に惑わされるな
zip=アーカイブ
こう覚えておけば間違いないです。
圧縮って書いてるから「容量減るのかな?」って思いがちですが実際は容量減はあまり望めないです。
容量減らしたいならファイルの中身を何とかするしかない。
容量減らないのはzipのせいじゃなくて、あなたの作ったファイルのせいですよw
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