新卒の方は特にそうでしょうが、大学(高校)を卒業して目指すのは「正社員雇用」ですよね。
そもそもなぜ皆さん正社員を目指すのでしょうか?
私が新卒の頃は、
”みんなが正社員になるから”
これでしたw
なかなかのイケてない大学生ですねw
でも同じ考えの人多いと思うんですよね、「みんながやってるから、自分もそうする」って人。
昔は正社員で1社に所属し続けるメリットはありましたが、もう今は大きな恩恵は無くなったといっても過言ではありません。
ではどういう働き方をすべきなのか?正社員のメリットは本当に無いのか?ということについて考えてみました。
そもそも正社員のメリットとは何か?
これ本当に分かっている人って数えるほどではないでしょうか?
私が考える正社員のメリットはこれです。
1.世間体
2.クビにされにくい
3.長くいれば給料が上がる(昇進できる)
4.多額の退職金が貰える
5.給料以外の福利厚生が手厚い
こんなところでしょう。
個人的には「世間体」が意外に重要視されているような気がします。
「あの〇〇さん家の人、30も過ぎてるのに契約社員ですって!」なーんて近所の声が聞こえてきそうですねw
まあ無視すればいいんです。本人に今後のプランや正社員でない理由さえあればどうでもよいことです。
2番~5番に関しては安定している会社に就職すれば、色々恩恵があるのは間違いないでしょう。
とは言え、もはやシャープや東芝ですら破綻している世の中ですから、お金や福利厚生は会社の状態によって変わりますし、IT系の会社だと「退職金なし」ってところが個人的な感覚だと半分以上はあると思います。
正社員のメリットは当然大きいのですが、昔ほど恩恵は得られないという私の結論です。
どういった働き方が良いのか?今後どうすれば良いのか?
「じゃあ派遣や契約社員で働けばよいのか??」
という極端な考え方はNGですよ。
興味深い記事があったので、ご紹介します。
個人としてはどのような働き方を目指していけばいいのか。それは自分のライフステージとマーケット環境から、最適な業界と雇用形態を選択できる仕組みとスキル得ることです。
例えば新卒でまだビジネスのスキルや経験が低いうちは正社員として会社に所属し、業務の中で経験を積んでスキルを磨きます。ただ正社員なので会社から毎月の給与を保証される代わりに異動や転勤など会社からの要望にも答える必要があります。まだ単身者で若く伸びしろも、体力もある人が多いので、このような働き方が従業員、会社の利害が一致します。
そして数年後、結婚し子どもが生まれたら、業務委託などの雇用形態に切り替えて子育てと仕事を行う。この頃には一定のスキルと経験があるので、会社も個人も成果物で握る業務委託での契約が可能になります。複数社と契約してもいいでしょう。
そして、子育てが落ち着いたらまた正社員や契約社員として復帰するという選択肢や、起業という選択肢もありでしょう。子どもも独立し余裕が出てきたタイミングで親の介護が始まったらパートタイマーで働くのも有効かもしれません。
引用:http://newswitch.jp/p/6764-3
まずは正社員で働いてスキルを身に付ける。
その後、自身の状況によって働き方を変えていく。
これが現代における働き方の理想なのかなと思います。
この考え方の対極にあるのが、まさに高度経済成長時代に「大成功」した正社員として終身雇用で働くモデルでしょう。しかし人口構成が変化しマーケットの環境が一変した中、所属する一社に言いなりになって(家族や地域社会を顧みず)働き続けるのは人生全体でみると非常にハイリスクローリターンです。
ということですw
「終身雇用なんて破綻している」とみんな口ではいうのですが、実践している(正社員に拘らない)人は少ないと感じています。
スキルさえ身に付ければ「正社員に拘る必要はない、むしろハイリスク」ということを理解している人が増えれば、もっと転職事情も幅が広がるのではないでしょうか。
自身の考え方をエージェントに話してみて在宅勤務や時間限定で働ける案件を探してもらうのも面白いかも知れません。
決して正社員が正しい道とは言えない現代ですので、自分にあった「新しい働き方」を見つけていきましょう!
コメント