皆さん退職をする時、「〇月の末まで」というパターンが多いのではないでしょうか。
キリの良い月末で区切るのが殆どだと思います。
とは言え、何らかの理由で月中(中途半端な日)で辞める方も中にはいらっしゃるでしょう。
その場合に気になるのが「いつも給料から引かれている税金関係はどうなるのか?」
以前私が月中で退職したケースを元にお話したいと思います。
必ず辞める前に人事に確認は必須!自分で手続きする必要が出てくる。
例えば以下の条件でどうなるのかお話します。
・給料の締め日が月末
・給料の支払いが翌月15日(例:5月末で締まって、5月分の給料が6月15日支払い)
・退職日が5月10日で確定している。
この場合の疑問点は、6月15日の給与支払いで何が会社から支払われて、何が天引きされるのか?
私が人事から聞いた答えはこれです。
・5月分の日割り給与のみ会社の給与明細に載ってくる。
・社会保険料、厚生年金等は給与支払い時に天引きされない。
・所得税は引かれる。
保険料や年金は引かれないので、役所に行って手続きした上で支払いをする必要があります。
国民健康保険にするか今の保険を任意継続するか早急に判断する必要があります。
※任意継続は20日以内に手続きを行う必要があるのでお早めに。(上記の場合だと5月10日から20日以内に手続きする)
このあたりはもしかすると会社の締め日等によって変わってくるかもしれませんし、次の会社が早々に決まっていれば状況が変わってきますので、まずは現職の人事や労務を担当している部署に確認必須です。
保険や年金の手続きは面倒ですが、早めにはっきりさせて準備しないと後で後悔しますよ!(保険でいうと任意継続したほうが金額が安かったり)
ちなみに月末で辞める場合(月の給料が満額入るケース)はいつも通り保険料や、厚生年金は引かれた状態で給与が支払われるはずです。
月中で辞める皆さんは気を付けましょう!!
※しつこいですが、社内で絶対確認してくださいね。
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