あのDMMがまた新しい事業を展開するようです。
まさかまさかの競馬。
それも一口馬主の世界に殴り込みのようです。
その名も「DMMバヌーシー」※アプリ名がこれで、実際はDMMドリームクラブという馬主登録名になりそうです。
まーったく連想できないのですが、DMMの本気度はどうなのでしょうか?
というかそもそもこのバヌーシーに参加して儲けることは可能なのでしょうか?
サラリーマンの副業にでもなれば、競馬好きとしては非常に魅力的です。
DMMの購入馬はこれ
非常に良血&高額馬を購入しましたね。
■2016年ドバイターフを制したリアルスティールの全妹(父馬と母馬が同じ)を1億6000万円で落札
■12~13年のジャパンカップを連覇したジェンティルドンナの全妹を3億7000万円で落札
■2016年の年度代表馬キタサンブラックの全弟を1億4500万円で落札
合計6億7500万円の買い物!
ハンパないですね。
正直購入馬のミーハー具合は否めませんが本気と言うことは分かります。
ライトな競馬層が好みそうなラインナップですね。
そしてこの超良血馬を1万口募集をかけるようです。
キタサンブラックの全弟なら14,500円で募集が掛かるということでしょう。
同社取締役の野本巧氏はFacebookでアプリ名を「DMMバヌーシー」と明かし、サービスのテーマを「投資やギャンブルではなくて感動体験の共有」としている。企画から2年以上かけてのローンチになり、近日中に正式リリースするという。
一口馬主とは、クラブと呼ばれる法人が所有する競走馬について、通常40~500口に分割して出資を募る方法。会員は口数に応じレースで獲得した賞金の一部を受け取ることができる。正式な馬主資格を得るには高いハードルがあるが、一口馬主には資格が必要ないため、手軽に参加できるメリットがある。
DMMバヌーシーは、口数を1万口に分割しているため、より低い価格から一口馬主として参加できる
引用:http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1707/11/news079.html
安いから魅力的ではありますね。
でもこれ「儲ける」という観点では厳しそうですね。
G1いくつ勝って元取れる?
そもそも兄や姉が強いからって、弟や妹が必ず走る馬とは限りません。
3億、4億する馬もわずか1勝で引退するケースなんて山ほどあります。
それを踏まえて馬の購入金額(1億円以上)を稼ごうと思うと、必ず重賞の勝利が必須。
儲けようと思えば、G1の1つや2つ軽く勝たないと儲けることは出来ないでしょう。
仮にG1馬になったとしても、生涯獲得賞金は良くて4億~5億。
15,000円投資して25,000円の儲けって。。。
マイナスになるのは覚悟したほうが良いでしょうね。
趣味としてやるには良いでしょうが、すぐ飽きそうな感じです。
ライト層向けのサービス
正直競馬が本当に好きな人はやるべきではない、というか手を出さない人が殆どでしょう。
投資額が低いのは魅力ですが、見返りも少ないし確率が悪すぎる。
競馬=ロマン
「競馬はギャンブルじゃない!名馬の兄弟を自分のものにしたい!」
こういった感じのライト層にお任せしましょう。
結論としてはサラリーマンの副業にも不向きです。
1万円を10万円にするには、天文学的な数字となるでしょうw
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